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観劇ログ(にしたい)。とにかくなんでも続けばそれが一番いいのかな。

2017年の思い出

言い訳。

 これは2017年にビリー・エリオットの公演を観たときに別のところで書いたものをまとめ直したものです。当時は初めてちゃんと観たミュージカル、初めて好きになったミュージカルってことで完全に自分に酔っておりまして、めちゃくちゃ気持ち悪い表現をしまくってたので正直目は痛いわ心は痛いわ片腹痛いわなのすが、せっかく書いたし何なら下書きのまま放置されてるのもあったので、自分が許せる範囲で盛ったり削ったりしつつ再編集して残しておきます。

それまで。

 2017年の10月まで、舞台とかミュージカルというものに縁がありませんでした。観たことがないわけではなかったんですけど...例えばジャニーズワールドは3年ぶんくらいは帝国劇場まで観に行ったし、ボイメン研究生のホワイトタイツも観たことはありましたけど。でもそれは推しが出るから観ただけで中身はどうでもよかったというか...ミュージカル観る人はどこか別の世界に住んでいる人だとさえ思ってたとこ、ある。

ビリーとの出会い。

 そんな時、ビリー・エリオットの公演が始まりまして。実際始まってたことも知らなかったんですけどね。時系列的にね。なんかオーディションがどうとか、それに対する感想なんかがTwitterのTLに流れてくるなぁとは思ってたんです。でも、夏は...ね?どの推しグループもライブにイベント目白押しなので、先週は兵庫と大阪、今週は京都から名古屋、来週は東京回して仙台...みたいな生活してたからってのもありでそのまま左に受け流してたんですよ。チャラチャッチャッチャラッチャー...ふっっっっっるいギャグぶち込みましたすいません。そもそも遠征に特典会にの連続の中、追加で東京行く余裕もなく。

 夏も終わり、カードの引き落としも終わり、散々痛めつけられた財布を思い出で慰めながら気持ちも落ち着いてきた頃。それがちょうど東京の千秋楽を迎える前後くらいで、もうかなりビリービリーと沸き上がってました。ミュージカルなんて観るイメージなかった人も観に行ってるみたいな。そしたらちょっと気になるじゃないですか。そんなにそんななの?って。そして見つけるわけです。『次は大阪公演で』の文字を。

 慌ててスケジュール確認して、いざチケット...と思いきや、時すでに遅しお寿司。休みの日の公演は前売りがほぼ壊滅状態だったので、休めそうな平日を探して、とりあえずチケット買って。原作も観たことなかった(というか、実は今もまだリトル・ダンサーは観てない)から、ちょっと調べて挑みました。

それから。

 『このミュージカルは、人生を変える』

 その宣伝文句の通り、人生が変わるくらいの衝撃でした。震えた。もうめちゃくちゃ泣いて。初めてのビリーは山城力くんのビリーだったのですが、幕間でロビーに出た時、こんなすごいものを知らなかった自分と、教えてくれなかった周りの人を呪いました。なんなら幕間いらないんじゃね?とさえ思いました。現実に戻っちゃうから。トイレは行きたいんだけどね。尿意しか勝たん。

 細かい感想はまたこの記事同様サルベージしてきたいと思ってますが、結局当日券も駆使して6公演入りまして。ついでに、せっかく観劇は楽しいなと思えたので、ちゃんと人に言える趣味にしたいという思いもあって(ほら、アイドル追っかけてるってネタ趣味じゃないですか。掘り下げられても気持ち悪さしか発掘されないし)、ビリーのキャストだった人のを中心にちょこちょこ観るようになりました。そしてもしビリーが再演されたそのときには本気で通おうと心に誓って過ごしていくのでしたとさ。