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観劇ログ(にしたい)。とにかくなんでも続けばそれが一番いいのかな。

APS-Cのレンズを買った2週間後にフルサイズのカメラを買った話

※製品名こそ出てきますがレビュー記事ではありません。というかそもそも全然詳しくありません。

 

 先日、α6400を買いたい気持ちでソニーストアに入り、血迷ってα7Cを買って出てきてしまいました。価格差10万くらい。初心者なのに。アホやん。でも後悔はしてない。

 

 元々7年前くらいに買ったNEX-6と標準ズームのキットレンズを持っていたのですが、ちょっと使った頃からiPhoneのカメラでも事足りるなぁと思ってしまって、ずっと置物になってたんです。それが先月突然iPhoneのカメラの限界にぶち当たってしまって、がっかりした直後に発表会を撮れる機会をいただいたので、今度はちゃんと撮りたいと思ってカメラを引っ張りだし、遠くまで撮るために超スピードでレンズを買いました。

 

 買ったのはSELP18105GというAPS-C用のレンズ。6万くらいしましたがこれでもだいぶ安いほうなので、レンズの高さというものにはビビります。SONYだからもあるかもしれないけど笑。18-105mmをF4通しでいける、なかなかいい子らしいです。遠くまで!といいつつ最遠が105mmなのは、距離感がよくわからなかったのと、お試しのつもりだったのであまりお高いのにはしたくなくてレビューとのバランスで選んだのと、でももしハマったらまたカメラを持ち歩きたいなと思ったので標準域もほしい、と思った結果です。

 結果としてレンズを買ってよかったです。まぁたぶんこれじゃなくてもよかったんだろうし、もっと望遠してほしかったし、自分の腕はダメダメだったけど、数枚はよく撮れたと思える写真もあって。まぁ一番嬉しかったのはSNSに載せたらいつもよりたくさんいいねしてもらったことですね。褒められると伸びるタイプなのでこれでもっと写真撮りたいなと思うようになりました。まぁ被写体に対してのいいねなんだろうけど…笑

 

 で、2週間後。その日は結婚式に招待されていまして、ちょっと早く着きすぎたのでカメラを見にいきました。カメラと買ったばかりのレンズを提げて。実はこの間にもうカメラも欲しくなってて、色々ネットで調べてα6400に惹かれてたので、もう思い切って買ってやろうと決めてたんです。

 実機眺めたり持ってみたりしながら店員さんと話してたんですが(僕はこういう時背中を押してほしいので店員さんと話したい人)、そこでこっちも見てみます?と言われたのがα7iiiとα7Cでした。

 フルサイズはちょっと遊びじゃ済まなくなりそうなので…と言う僕と、今後もしフルサイズ用のレンズもお考えでしたらカメラもこちらにするのもおすすめですよ、レンズだけフルにした後でやっぱりカメラも…ってなったときに買い換えなくて済みますからと言う店員さん。フラッグシップ機とかじゃなく、α6000シリーズとの価格差がそこまで大きくないベーシックなラインをおすすめしてくれるあたりが上手だな、後から思えば。

 ただ2週間前にAPS-C用の標準〜中望遠レンズ買ったばっかりでそれが引っかかってて、それを伝えてみたんですが、店員さんはさっと近くにあった70-350mmのAPS-C用レンズを装着した上で離れたところにある犬か猫の置物を撮って、『見てもらったらわかる通りAPS-C用のレンズなので1,000万画素くらいまで落ちてはしまうんですが、センサーが大きかったりその他諸々で拡大してもこれだけ細かくは撮れますよ』という宣伝をくれました。『フルサイズのレンズはどうしても重くなりがち高くなりがちなので、持ち歩くことも考えてカメラはフルサイズでレンズはAPS-Cにしてる人も中にはいますよ』という言葉も添えて。さすがプロ。普通に撮るのが上手い。

 それはカメラの性能よりあんたの腕ちゃうんか?ともちょっと思いましたが、だんだん自分の中でじゃあもうフルサイズ買っちゃうかぁって気持ちになってきて、そこからはもうα7iiiかα7Cのどっちにするかです。機能的に目立って違うとこはないと言われ、α7iiiのファインダー感もすごく惹かれたのですが、軽さでα7Cを選びました。僕は普段から荷物が多い人間なので、少しでも軽いほうが普段から持ち歩けるだろうなぁと思って。

 さくっとd払いで払いまして…ていうかd払いって20万超えても決済できるのね…その場で旧カメラから新カメラにレンズを付け替えて(キットレンズのSEL2860もついてたのですが、会場のテーブルからでもちゃんと新郎新婦が撮れるようにひとまずSELP18105Gに)、会場で充電しながら設定をし、なんとか無事にいい写真が撮れました。明るさとか動きとかの状況が違うので単純には比べられないけど、同じレンズでも新しいカメラのほうが断然きれいな写真が撮れてて感動しました。とさ。

 

 というわけで思いがけず乗せられてフルサイズデビューしてしまった話でした。腕もないやつがいいモノ持ったってしょうがないと言われればそれはそうなんだけど、でもいいモノは意識してない所で写真のクオリティを上げるためのサポートしてくれてるはずだし、いいモノ持ってるっていう気分の高まりがあるから…趣味は気持ち良くないと続かないので…

 ただ唯一後悔じゃないけどあーって思っていることがあって、フルサイズ機買うなら最初のレンズはSEL24105G買っておけばよかった…っていうことです。値段倍以上するから候補に上がってなかったんだけど…笑